白鳥、モモンガ、mark4 |
EOS1Dmark4とEF500mmを借りることが出来たので、今日は昼から機材のテスト。朝から天気が良くてポカポカと暖かく、最高気温はなんと5度とTシャツ陽気だ。
mark3より劇的に良くなったと聞いたAFをどう試そうかと砂湯へ。観光客から少し離れた湖畔で、飛んでいるハクチョウやマガモ、カラス、トビなどを相手にテストしてみた。
バッファが約1.5倍くらいになったのはマル、1Dmark3で秒間10コマで2秒ちょいが、3秒ちょいRAWで連写できるようになった。でも32~3コマでフル。フィルムの36コマにすらまだ追いついていない。
液晶モニタがとても見やすくなったのは二重マル。AFが45点、全て選べるようになったのも、自分にはあまり関係ないかもしれないけれど、まあマル。
でも、AFはちょっと首をかしげた。今日は撮影条件も良く単純な撮影しかできなかったから、このテスト撮影だけではもちろん評価は決められないけれども、AF性能はmark3とそう変わらないと感じた。というかmark3のAFはかなり良いんじゃない、とじつは思っているのだ。
今日のmark4のテストでは、何枚か突然ピンを大きく外すことがあった。ピンぼけはどれも水浴びをしているハクチョウを画面一杯に撮っているときで、ファインダーで見ていてアレッ?と思ったほど。こんな撮りやすい条件下でのピンぼけで、AFの挙動には大きな疑問符がつく。日の光で輝く、飛び散る水しぶきが問題なのだろうか?
PhotoshopCS4は午前中の買い物のついでに道の駅のブロードバンド公衆無線LANでアップデートしておいたから、これでmark4のRAW現像も出来る。連写を多用したから8GBのCFは直ぐに一杯になってしまう。
mark4の1600万画素は日の丸構図で撮らざるをえない野鳥写真などでは、mark3の1000万画素よりトリミングしやすくなるのは大きな利点。
ノイズに関しては今日の撮影だけではよく判らないけれど、mark3とそれほど変わらない気がした。
AFテストは飛んでる鳥の連写で、ピントが合うかどうかを見る写真ばかりだから、日記に載せるような写真は撮れなかった。上の写真は1Dmark4にEF500mmとx1.4のテレコンを着けてレンズテストの途中で撮ったもの。みにくいアヒルの子が、太極拳なのか、バレーの練習なのか(だとしたら、もちろん「白鳥の湖だ」)ゆっくり大きく片羽根を伸ばしたり、片足を上げて伸ばしたりしているのが可笑しかった。EF500mmはx1.4のテレコンを着けても十二分にシャープに撮れるのは二重マル。
この写真は今日の夕刻、お客さん達と、にわか雪のなかをモモンガを撮りにいったときのもの。昨日もこの巣穴へ行ったのだけれど、昨日モモンガが巣穴から出てきたのは17時13分。昨日の根室の理論値での日暮れ時間が17時11分。今日は日暮れ時間が17時12分。一匹目のモモンガにシャッターを最初に切ったのが17時15分。
他の巣穴のモモンガ達が起きて外に出てくる時間がじつにいい加減なのに、この巣穴の5匹のモモンガだけは必ず日没時間と5分とズレずに出てくれるのには感心するし、助かる。1Dmark4+EF100-400、クリックすると大きくなります。