このところモモンガのガイドばかりだったのですが、久しぶりに根室海峡方面をひとまわりしてきました。天気はイマイチで雲は低く暗く、知床や国後島は見えませんでしたし、野鳥も数は少なく、ユキホオジロやツメナガホオジロなども期待していたのですが観ることは出来ませんでした。ハマヒバリは一瞬観たのですがカメラを向ける前に飛び去ってしまいました。風蓮湖は奥の方ではまだ氷下漁も行っていましたが、かなり広い部分がもう氷も溶けて水面が出ています。この辺りでも例年より春は早そうです。
珍しい鳥を観ることもなく、ダイナミックな風景を撮れるような天気でもなく、写真を、コンテストで賞を取れるような作品として撮ることだけに専念されているカメラマンなら、つまらない一日と感じたかもしれません。でも、根室海峡周辺地域の早春の野生を観るのなら充分愉しめる、カメラよりも双眼鏡が楽しい一日でした。
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