昼間のエゾモモンガ -2 |
車を置いてから撮影場所までスノーシューで10分ほど、森の中を機材を担いで歩いていくので汗が出ますが、これが撮影中にからだを冷やすもとになりますから気をつけねばなりません。
昨日は広葉樹の森でしたが、今日は針葉樹と広葉樹の混交林です。モモンガの巣穴のひとつもトドマツの大きな木に開いています。トドマツの巣穴では14時からモモンガが出てきましたし、別の穴では15時に帰ってきました。この新たに見つけた穴は、トイレの場所は以前から見つけていて回りに食痕のエゾマツの葉もたくさん落ちていたのですが、どうしても見つけることの出来なかった穴です。今日は、飛んで戻って来るモモンガを見つけて、穴に入り込むところを見る事が出来たのでした。この辺り、狭い範囲に少なくとも6匹、たぶん8匹~9匹が走りまわっていたようです。
ふだんは暗い森ですが、今日は陽射しも差し込み、僅かながらも背景にトドマツの葉の緑が写りますから、昨日の写真とはかなり雰囲気が変わります。広葉樹の森よりは針葉樹の葉で見通しは悪く写真も撮りにくいのですが、でもこちらの方が深い森の雰囲気も写って私的には好みです。
昨日の森では枝先を折り取って木ノ芽を食べていたモモンガですが、今日の場所では全てのモモンガがトドマツの葉を食べていました。
写真をクリックすると大きく観ることが出来ます。