エゾモモンガ |
掃除をしながら、昼飯を食べながら、オオモズを待ちましたが来ません。どうしようかと悩みましたが、昼飯のあとはモモンガへ出掛けることにしました。穴の前で撮影用意できたのが14時です。巣穴の回りの雪の上には3つトドマツの枝先が落ちていましたから、どうやら朝雪が止んだ後に1匹は出てきて食事をしたようです。さて次は何時に出てくるのか?
家を出るときには晴れ間も出て暖かかったのでやや軽装で来たのですが、それが失敗でした。北風が強くなって広い牧草地に積もった雪が、軽い地吹雪になって防風林の中まで吹き込んできます。気温はそう下がってはいないのでしょうが、風がモロに体に当たるので寒いのなんの。
何度も挫けて帰ろうかとおもったのですが、次に何時また来るチャンスがあるのか判りません。なんとかこの穴のモモンガ達の行動パターンを掴んでおきたいのです。森に中で動くのはゴジュウカラと、頭の上のトドマツの葉の中で動いていたのはキクイタダキでした。森の中の針葉樹はどれも葉の付いた枝の位置は高くて、残念ながらキクイタダキの写真は撮れません。
今日の日没理論値時間は17時18分ですから、出てくるのは17時半頃かと予想していたのですが、なんと16時45分に出てきました。曇ってはいましたが、この時間なら光は充分あります。500mmF4開放でISO800で1/320ですから余裕綽々。
モモンガもまだ人には慣れていないだろうと、今日も少し遠目からの撮影です。警戒はほとんどしていないようで、次々と3匹、スルッと出てきて糞をして、上の方へどんどん上って飛んでいってしまいました。
これで、この巣穴は4回見に来て3回見ることが出来たことになります。確率としては悪くない、でも、見え方がバラバラなのです。最初が日没6分後に3匹出ていく。2回目が日没後に2匹が帰って来る。3回目の今日は日没の30分以上前の明るい時間に3匹出てくる。どうやらこの穴は3匹なのかもしれませんが、見る事が出来るパターンが決まっていなくてバラバラです。これはけっこう面倒で、何時に来て見始めれば良いのか? 当面は日没1時間前から観察開始でいくかなと考えています。次は今日より2メート近づいて撮ってみましょう。
写真をクリックすると大きく見ることが出来ます。
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