ガストーラ、新築移転でオープン |
16時半になって釧路へ出掛けるかと走り出して、弟子屈の町を抜ける辺りで顔の左側に違和感です。額から耳、頬、顎にかけての顔の左側が痺れて感覚が弱くなっています。ん? これは拙いかも! その場でUターンして5分後には病院へ。15分後にはMRIで頭部を撮影していました。が、画像を見ても脳梗塞は見られないし、頸部の血管も問題無さそうです。医者も??? なんでしょうねぇ? まあ、問題ないだろう、なにか違和感あったら釧路の方が大きな病院も多いし安心だよねと理屈を付けて、MRI画像撮影費を保険三割負担で5千円弱払ってから計画続行です。ほぼ予定より1時間遅れで釧路の街に到着しました。
新築のガストーラは旧店舗から北東へ300mほど、もちろんピカピカの新築ですが、テーブルやイスなどは前の店と同じものですし、内装も前の店と基本的には同じコンセプトで造られていて違和感なく、以前と同じような居心地の良さです。といっても席数は増え、ホールはかなり広くなっていて天井も高くて、さらに入り口を入ってすぐにはスツールを2つ置いた小さなカウンターで、ウェイティングでちょっと飲んで待っていることができるようになっています(これ、やってみたいです)
食事を終えてから厨房も入れて貰って見てきましたが、とても広くて、ガス台やオーブンなどは新しいものが入って、これまでの店より更に調理方法の幅が拡がっています。今日食べた牛蒡のポタージュに入っていた赤ツブ貝や、ガストーラ風ジンギスカン?の羊肉など、前の店では出来なかった調理法なのだそうで、どちらも実に美味しいのでした。
更に地下には食品庫兼ワインセラーもかなりの広さで、それにウォークインの広い冷蔵庫というか冷蔵室も完備。ここまでの料理人としての経験から、あれこれ考え抜いた、安藤シェフの理想の店、理想の厨房ということなのでしょうね。
今日は料理の写真は撮りませんでしたが、デザートのアイスクリームはローソクが一本灯っています。ホールの灯りを暗くしてくれて、ローソクの炎をフッと吹きけす。実は今日は私はあかいちゃんちゃんこで正装して来るべき日だったのですが、嬉しいことに祝って貰うことが出来ました。
顔左半分の痺れも料理とワインを楽しんでいる間に、何時の間にか消えてしまっていました。
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