オオワシとオジロワシ |
オオワシもオジロワシも、道東に住んでいると冬の間はスズメより見かけるかも、という程何処にでもいる猛禽ですが、といっても、なかなか近くで写真を撮らせてはくれません。でも接近の仕方次第ではソーッと近づけば、希にはこんなに寄って撮れることもあります。ま、近ければ良いというものでもないですが。
野鳥でも野生動物でも、ヒトでも、撮影の時には特に意図がある場合以外は、もちろん目にピントが基本ですが、猛禽の場合は特に目にピントを意識してしまいます。
今日の撮影は7D+100-400mmで付いていないのですが、最近のデジタル一眼カメラには瞳認識AFが付いているものが増えてきています。
この瞳認識AFはヒトの左右どちらの目にピントを合わせるかまで選択できるのですから、これを猛禽やフクロウ、キタキツネや犬やネコのなどの撮影で使えたら便利そうな気がします。こんどXF100-400が借りられたらX-pro2で試してみます。まあ、ヒト以外の被写体の瞳には対応していない可能性が高そうですが、これはアルゴリズム次第でなんとでもなりそう。ネイチャーフォトグラファーにとっては積んで貰いたい機能ですね、撮影がつまらなくなってしまうかもしれないけれども…。
観光用に餌付けされてしまっているオオワシやオジロワシが今季どうなのかは知りませんが、今シーズンここまで、何時もの年ならワシ達が100羽、200羽と集まって来るような場所でもそのような集団は全く見られず、多い所でせいぜい数十羽ぐらいです。その替わりというか道東のどこに出掛けて行っても、もうあちこちで数羽くらいは見かけますから、感覚的には多量のワシ達が道東全体にパラパラと散らばってしまっているようにもおもえます。これからの季節、定番の集合場所へ、どの程度集まって来るのか予想が付きません。
写真をクリックすると大きく見ることが出来ます。
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