アイスバブル |
この冬はもしかしたら凍らないかも、と思わせていた屈斜路湖ですが、ほぼ全面結氷したようです。新たに凍った部分は上にまだ雪が積もっていないので透明です。そこへ湖底から湧き上がる気泡が閉じ込められて凍って、アイスバブルの不思議な造形ができあがりました。
今シーズンやっと出来たアイスバブルを撮るためにカメラマンたちが集まっていましたが、氷の厚みは3~5センチくらい。氷の上を歩いて行くとミシミシと音がして怖いのなんの。沖目にいいアイスバブルが見えていても恐ろしくて、せいぜい水深50センチくらいの場所までしか出られませんでした。
このアイスバブルですが氷の上に雪が積もってしまったら見えなくなって終わりです。冷えた晴天の日が続いて氷の厚みも増せば、アイスバブルの立体感も増して素晴らしいのですが、天気予報によると明日の午前10時からは雪マークが付いています。という訳で「鱒や」のお客さんたちは明日は早起きして朝食前にアイスバブルを撮りに行くそう。フロストフラワーとセットで愉しい撮影が出来ることでしょう。
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