2015年 01月 04日
シマエナガ、エゾモモンガ |
シマエナガの群れはこの辺りをグルグルと廻っているようです。30分から2時間ほどの間をおいてやってきて、数十秒から数分大騒ぎして、また直ぐにどこかへ飛んで行ってしまいます。動きが速いというか落ち着きがないというか、元気の良い子供たちが校庭で遊んでいるようなもので、誰かが走り出すと一斉にワーッと追いかけていってしまうような感じです。
個体識別が出来ないのでこれは想像なのですが、群れの個体数は固定したものではなさそうで7~8羽で来るときもあれば1羽や2羽で来るときもあるのは、たぶん群れから一時的に、はぐれてしまったものがいるためだとおもいます。
このところ毎日強い冷えこみで、朝の気温はマイナス20度を下まわっています。午前中の早い時間には、シマエナガも寒さで羽毛をふくらませてモフモフで、これはもう空飛ぶ小さな雪だるま、という可愛さです。
エゾモモンガの方は庭のクルミのアカゲラの掘った巣穴をねぐらに、少なくとも3匹が棲みついています。このクルミの樹には幾つも穴が開いているのですが、今のところ昨年の穴とは別の穴を使っているようで、枝の被った観察しにくい位置に開いた穴なのが残念なところです。明日の昼間、モモンガが熟睡している間に撮影に邪魔な小枝を払えるかどうか試してみるつもりです。これは森の撮影なら御法度ですが、庭の雑木なので問題なしでしょう。でもまあモモンガの数も使う穴も、これから2月3月と変わっていく可能性は大きいです。
このエゾモモンガ達、まだ撮影は3回目であまり人に慣れていないようで警戒心はかなり強いです。今日も暗くなってから穴から顔を出して、私を見つけると直ぐに引っ込んでしまう動作を繰り返しました。撮影時に不用意に音を立ててしまうと穴に逃げ込んだり、動かずにジーッと固まったりもします。それでも先ほどの撮影では3匹とも私の居る場所から僅か数メートル離れた木へと次々と滑空してきましたから、撮影に慣れてくれるのも時間の問題でしょう。
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by troutinn
| 2015-01-04 17:33
| 野鳥・野生動物