トウキビ狩りとラクヨウ |
2軒隣の松岡農場へトウキビ狩りへ行ってきました。富良野や足寄はもうトウキビはほぼ終わっていて、弟子屈のトウキビは北海道でももっとも遅い方でしょう。20本1500円というのもリーズナブルで良いですね。秋めいてきた空の下、広いトウキビ畑に入り込んで、良さそうなトウキビを探してもぎ取るのは楽しいものです。
出かけたのは昼過ぎですが次々と畑の脇には車がやってきて、弟子屈町内だけで無く、厚岸や中標津などからもトウキビ狩りに来ている人が居るそうです。畑にはまだまだ大きなトウキビがありましたから、松岡農場では、たぶん今週いっぱいはトウキビ狩りが愉しめるでしょう。
トウキビを車に積んだら、次は隣の何時も搾りたての牛乳を分けて貰っている切原農場の牧草畑へ。畑の向こう側のカラマツ林にラクヨウ(ハナイグチ)というキノコ捜しです。毎年ほぼ、松岡農場のトウキビ狩りと、ラクヨウが獲れる時期が重なるのですが、今年は暑くて雨が多かったからどうかな? 牧草畑はちょうど2番牧草を刈りとったあとだったので歩きやすくて助かります。刈り取り前だと牧草は腰ぐらいまでありますから、大きく迂回してカラマツ林まで行くのは大変なのです。
捜しに捜してやっと見つけのは、小さなラクヨウが10本ほど。大きくなったものや朽ちたものは全く見なかったので、今シーズンはやっと出始めたばかりなのでしょう。大きなものも食べることが出来ますが、傘が開き始めたぐらいの小さな出始めのものが見た目も綺麗なので私は好きです。これから2~3日おきにカラマツ林に行けば暫くは愉しめますね。
穫れたてのトウキビは直ぐに蒸し上げてしまって、塩を振ってちょっと食べて、あとは軸から包丁で実を剥がし落として食材に使います。今日のお客さんの夕食には新牛蒡とトウキビの天ぷら(かき揚げ)、ラクヨウの味噌汁が出ます。