夏休み |
みんな夏休みだったんだ。阪東さんや、へんりーさんはイエローストーンに行ってきたし、備前・やまひろ・岡スエ若旦那の3人組は函館ー弟子屈、9日間の釣り珍道中だし、世界一周60日なんてのもいるし(これは仕事か)、もうみんなの報告を読むだけで楽しい気分が伝わってくる。
なかでも、備前さんの日記はもう、全国小学生夏休みの日記コンテストに出せば、これは金賞間違いなしの夏休みの嬉しさがあふれた日記で、傍で見ていても楽しそうで羨ましかったなぁ。
よし、私も夏休みをとるぞ。といっても泊まりのお客さんがいるから半日だけどね。携帯電話の届かない渓に入って、ひさしぶりに本気で川のFFで遊んでみよう。
昨晩泊まりのお客さんを送り出し、大慌てで釣り道具を車に放り込み、目指す川へ着いたのは10時半。これから4時間の釣りだから、先ずは弁当を食ってしまう。こうすれば荷は軽いもんね。
川へ降りて最初のポイントを見ていたら、即ライズを発見。#8のCDCカディスを投げたら一発で出ちゃいました。初っぱなから良いサイズで40センチちょっとか。もうランディングネットが出ちゃったけれど、しまった、持ってきたネット、ちょっと小さかったかな?
なにせ週中の平日で高曇り、気温は20度まで届かないけれど蒸っと湿度が高くて釣りには絶好の天気です。川岸にも先行者どころか、ここ1週間は人が入って無いんじゃないか思うほど足跡無し。
ポイントというポイントに魚が入っていて、投げれば必ず反応してくれる。ヤマメやアメマスも混じるけれど、瀬の中から飛び出してくる35センチ前後の幅広のコンディション良いニジマスの元気なこと、飛ぶは跳ねるわの大騒ぎ。
そして川底が見えないほどの緑の深いポイントには、これも必ず大物が待っていてくれて、どこも1投目にはフライに飛び出してくれる反応の良さ。
3時間半ちょっとの釣りで40センチオーバーは全部で6匹、最大は49センチでした。この他にバラしてしまった大物が5匹はいて、このうちの2匹は、どうみても55センチはありそうだった。
今日は、預かっている革新的なロッドのテストも兼ねていたのだけれど、このロッドが柔すぎでした。別にロッドが悪いのじゃなくて使う場所、テストする場所を間違えたってこと。
なにせウィンストンのTMFより、まだまだ柔らかい8ft#4だから、45センチを超えるともう魚のなすがままで、この柔らかな竿では魚にプレッシャーをかけたりコントロールしたりなんてことは全く出来ません。
49センチのときなど、派手なジャンプ3回で水しぶきを浴びせられたあと、下流に向かって突っ走られて、40メートルちかく下流まで魚を追いかけて走らされたし、バラした超大物2匹は、どちらも水中の倒木に簡単にティペットを巻き付けて切っていっちゃいました。
それにしても面白かったなぁ、これだけ釣れれば文句なしなんだけどね、でも楽しさはちょっと足りない。夏休みは仲間と何人かでワイワイがやっぱり楽しいよね。夏休みはこれからって人、是非遊びにおいで下さい。半日ずつ小出しに夏休みを取るから一緒に釣りに行こうよ。
今日はオリンパスのμ720で、液晶モニタが見辛く、どこを撮っているのかも判らないような状態だったから写真が雑です。まあ証拠写真ですからいいよね。