ヤマブドウ |
近所の川へ久しぶりに釣りに出掛けた。風が強くて、水面も水中も赤や黄色の落ち葉が次々と流れてきて釣りにくかったけれど、それでもドライフライに25〜30センチぐらいのニジマスが次々と飛び出してきて楽しかった。
川から道路に戻るのに困るのがシカ避けの柵。万里の長城みたいに延々と連なっていて、出入り口を見つけないと道路に戻れない。畑に出てくる鹿の食害を予防するための柵だから必要なのは判ってはいるのだけれど、それでも釣り人にとっては、このシカ柵は邪魔な存在なのだ
で、釣り終わってシカ柵の出口を探してウロウロしていたら、ヤマブドウがシカ柵に絡まっているのを見つけた。それも、ブドウの成り方が凄い。こんなに沢山ブドウの実が付いているヤマブドウは滅多に見つけられないか、見つけても遙か高い樹の上の方に絡まっていることが多いのだ。
さっそく車に戻って釣り道具を仕舞い、なぜか車に積んであった竹かごをもってヤマブドウを採り始めた。僅か15分ほどで大きな竹かごに7割方の収穫。甲府のブドウ狩りだって、こんなに簡単には採れないだろうな。何時もは邪魔なシカ柵も今日はみごとなブドウ棚だった。
採ったヤマブドウはジャムにして、朝食のヨーグルトに添えよう。酸味の強いヤマブドウのジャムはトーストよりはヨーグルトに合うだろう。