屈斜路湖情報 -6 |
天気予報より暖かかったので夕方4時から屈斜路湖へ出かけてみました。水面には数はまだ多くないですが、ユスリカやカワゲラやトビケラなんかもポツポツ浮いていて、セミも一匹浮いていました。
ライズも希にという状況で、ここは沈めて引っ張るのが常道でしょうが、モンカゲロウのフローティングニンフを浮かべてみることにしました。黒に近いナチュラルのダークブラウンのCDC4枚をウィング兼インジケーター兼浮力材に使ったフローティングニンフは、夕方の光る湖面で遠くにキャストしてもよく見えるなぁ、とキャストを何回か繰り返してフライを浮かべておいたら、いきなりガバッっと出ました。サイズは45センチ弱くらい。
このアメマスは、今シーズン初モノのモンカゲロウ、いただきー、と喜んでフライを咥えたのだろうけれど、今シーズン初モノのモンカゲロウフローティングニンフでのアメマス、いただきー!! なのでした。
その後、もう一匹出たのですがアワセ損ない。場所を変えて、また一匹出たけれど、水面下でグングンと頭を振る動きが手に伝わってきた直後にフライが外れてしました。
今日の釣りはドライの釣りといっても、ライズを狙ったわけではなく、魚にフライを見つけて貰う釣りではありましたが、それでも魚の気配はかなり濃く感じることができて楽しい時間を過ごすことが出来ました。
湖畔の木々の若葉の出方は、過去最高の速さです。水の中の方も、徐々にではありますが好転してきたようです。当面の間はセミ以外は小さなフライの方が有利そうに思えましたが、本格的なモンカゲロウのハッチも、もうすぐでしょう。6月、毛針釣り師にとって最も楽しい季節が始まりました。