エゾライチョウ |
モモンガ娘と2人でエゾライチョウ探しに行ってきました。場所は何時もの391号線と屈斜路湖に挟まれたフィールド。このところの連日の暖かさで雪もほとんど消えて、林道もやっと全線走り回ることができました。結果はエゾライチョウ4ペアを観ることができました。
今時期はエゾライチョウは林道を歩いていることが多いのですが、ゆっくり車で走ってもエゾライチョウに気付かれる前に見つけるのは至難です。エゾライチョウはもちろん飛べるのですが極力飛ばないで済むなら飛びたくない、できれば歩いて行きたいとおもっているようで、車の音に驚くと森の奥へ奥へと小走りに去ってしまうことが多いのです。飛ぶときはちょっと羽ばたいて、林道の脇の枝に乗ります。このパターンがチャンスで、こちらがジーッと静にしていると、車の音に驚いて飛んだことを忘れてしまうのか、その場で葉の芽を食べ始めたりします。ただ、枝にあがった場合はほとんどが枝被りになってしまって双眼鏡で観察するにともかく、写真をキレイに撮ることがなかなか出来ません。今日は4ペア8羽のうち、このメスの1羽だけが枝被りしない枝へ留まってくれました。
他に観たのは、まだ抱卵前の巣穴を確保するクマゲラのオス。エゾムシクイ、センダイムシクイ、キセキレイ、キクイタダキ、ミヤマカケス、オオルリ、アカハラ、キバシリなどなど。
写真上は森の地味系、アカハラです。暗い森の林床に居ることが多いのですが、今日はちょっと明るい場所に出てくれました。写真下のキバシリも珍しい鳥ではありませんが実に地味。この保護色ですから動かなければ見つけるのは難しいでしょう。
こんなに暖かな良い天気のゴールデンウィークは過去にあったかな、と思うほどの快適だったゴールデンウィークも今日が最終日です。「鱒や」も今日の泊まりは5人で、明日から暫くは宿泊予約はありません。でもまあ、これは毎年このようなものですから、週明けはゴールデンウィークの代休でも頂いて、釣りに行くか自転車でも乗るかと考えていました。
ところが夕方、駐車場に大型トラックが地響きを立てて入って来て、薪の原木をドカンとひと冬分降ろしていってしまったのです。連休前に配達しようとトラックに積み込みはしたものの、これを持っていったら連休のお客さんが駐車場に車を駐めることが出来なくなるかもと、配達を今日まで延ばしてくれていたそう。
これで連休明けからは駐車場確保のための薪切り作業が続くことになりそうです。釣りをするにも自転車に乗るにも暖かな晴れた日が続いてくれないかなとおもってましたが、こうなると涼しい日が続いてくれた方が嬉しいかも…。
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