アオサギ |
今日は釧路に買い出しです。主にGWの食材の仕入れなのですが、釧路まで真っ直ぐには行きません。途中、エゾフクロウやオジロワシの繁殖の状況などを観ながら、あっちへ寄り道、こっちへ寄り道しながら釧路へ向かったのですが、もっともインパクトあったのは塘路湖のアオサギでした。
随分と前から湖畔近くの国道からも見えるカラマツ林に毎春コロニーを作っているのは気付いていたのですが、コロニーならもっと撮り易いところもあるしと、近くでゆっくり観察したことは無かったのでした。
今日はコロニーのすぐ下を通る道まで歩いて行ってみました。見上げると予想どおりカラマツの枝が被ってしまって、下から見上げるので巣の上に居るアオサギは良くは見えません。それでも巣の数は50~60くらいはありそうで、全ての巣が使われているのどうかは判りませんが、飛び回って枝を運んで巣を補強したり、巣の上で座り込んでもう卵を温めているようなアオサギも居ました。
双眼鏡と望遠レンズで上ばかり見ていて首が痛くなるほどでしたが、歩いてきた道路を見てビックリです。あちこちに卵の殻が落ちているのです。大きさはニワトリの卵より少し大きめ。青というか淡いブルーグリーンの殻がとっても綺麗です。
どうやらこの卵、カラスがアオサギの巣から盗んできて、道路までわざわざ運んで食べているようなのです。少なくとも十数個の卵の殻が落ちていましたが、どれも新しそうで、ほとんどが今日のもののようにみえます。もういちど見上げてみると、何羽かのカラスがアオサギの巣の近くの枝に止まっているのが見えました。
残念ながら買い出しがあるので今日はここまでです。アオサギとカラスの攻防は見てみたいですね。ドローンじゃ警戒されるでしょうから高所作業車が良さそうにおもえます、がレンタルしたらかなり高そうです。ここはNHK辺りが高所作業車借りて動画で撮ってくれないかなと希望します。道路でカラスが割って食べるところは、割れた卵の数からみて隠れ待てば観察できそうな気もします。この卵の殻の色とカラスの組み合わせは撮ってみたいですよね、でもGWなので行くことができるかどうか…。
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