スーパーコルサとニジマス |
4月もまだ中旬だというのに14時で気温が20℃もありますから、今季初のロードレーサーで高速散歩です。家からスタートしないで裏の農道まで車で行ってからスタートするのは、国道を走りたくないのもありますが、近所の農家のオバチャン達に、鱒やさん、またケーリンの真似始めたよ、などと噂されたくないためです。
用事があったのでスタート時間が遅れたのと、昨日のMTBヒルクライムの疲れもあるので適当に流してとおもったのですが、走り出してみると暖かいし足も廻るし、ならば何時もの周回コース48kmに変更です。でも調子が良ければ52x20で加速しながら登るユル坂も、今日は52x24で等速で登るのがやっとでしたから、冬の運動不足と長旅の喰いすぎが効いてるのでしょう。
川湯辺りまで来たら気温がグングン下がりはじめて寒いのなんの。裏起毛の長袖ジャージと、やや厚めの3/4ビブニッカーで、スタートが暖かかったからジレもジャケットも持ってきていません。アイスクリームを買う小銭は持ってきていますが、欲しいのは熱燗です。
屈斜路湖はまだ一部が凍っていますが日曜日で暖かいこともあって、釣り人がけっこう入っています。屈斜路湖は秋産卵のニジマスも居ますし、産卵しないニジマスも沢山入っていますが、メインの春産卵のニジマスの産卵はこれから5月10日ぐらいまでがピークです。流入河川の無い仁伏からコタンまでの間の釣りなら、産卵に与える影響は少ないでしょう。今日、自転車で走ったのは砂湯側の流入河川の無い側で、こちら側に釣り人が多かったのは好感ではあります。
社会状況はどうやらニジマスにまた厳しくなりつつあるようです。キャッチ&リリースとは、本来は釣った魚を放すことによって自然繁殖が継続するようにと始められたものです。放流が難しくなってくれば、より自然繁殖を守らない限り、ニジマスの数は減っていく一方になるでしょう。屈斜路湖のニジマスの自然産卵を守るためにキャッチ&リリースはもちろんのこと、できれば流入河川の河口部と流れ出し周辺は、5月10日頃までは釣りを自粛していただければとおもっています。
寒いので停まって写真を撮る気にも余りなれず、とにかく足を廻して体を温めようとケイデンス高めで1時間45分ほどで周回してきました。帰って来たときの気温は11℃。4月にこのコースを走ったのは初めてのような気もします。ロードレーサーで快適に走ろうとおもうと少なくとも15℃は欲しいところで、なにせサクラが咲くのが5月20日頃という地ですから、今月中にまたスーパーコルサに乗れるチャンスがあるのかどうか。今日はロードレーサーでしたのでカメラは持って行けずにiPhoneでの撮影です。
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