エゾリス、ハイタカの攻撃、シマエナガの撮影。 |
マイナス22度としばれる朝が続きます。日の出前からエゾリスがやってきますが朝8時過ぎに写真を撮ってもヒゲが凍り付いて白ヒゲ状態。撮影している私は目一杯着込んで厚い防寒グローブをしていても芯まで冷えそうなのに、よくもまあ平気でいられるなぁとおもいます。
小鳥達もやってきましたが、朝からハイタカの波状攻撃が続いていてエゾマツの中に全て逃げ込んでいて、混んだ枝の中は大騒ぎです。何時もは仲の悪いアカゲラたちも1本の木に3羽が止まってフリーズしたままで、ダルマさんが転んだ状態です。このゲームは負ければ死ですから真剣です。撮影していたお客さんによるとシマエナガも狙われたそうで、なんでこういうときに意地悪ヒヨドリが来ていないかなぁ。
何回か攻撃を失敗したハイタカは50mほど離れた河畔の木に止まったままで、まだしばらくは命を賭けた攻防が続きそうです。
シマエナガは、やってくる頻度が増えて撮影はそう待たずに済むので楽になっています。毎年、春になるにつれて来る回数が多くなる傾向にあるようです。地上に降りることは滅多にない鳥なのですが、雪の上に降りることもあって、撮影のお客さん達を喜ばせています。
このところシマエナガの撮影問い合わせが増えていて、宿屋業としては嬉しいことなのですが、宿泊無しで庭で撮らせて貰えないかという問い合わせも増えています。
シマエナガなど小鳥達は私の所有物ではないですし、狭い了見だと受け取られたくはないのですが、今のところ庭で撮影だけというのはお断りしています。
理由はふたつあって、ひとつは泊まりで撮影に来られているお客様に気持ちよく撮っていただきたいということ。ならば泊まりの撮影のお客さんが居なければOKなのかということになりますが、ふたつ目は、小さな宿屋業は朝お客さんが起き出す前から夜寝静まるまでが仕事なので、お客さんが居ない昼間は休息に当てたいのです。昼間だけの出入りのために昼食を作ったり、何度も玄関やトイレを掃除したりというところまで、申し訳ないけれども余力がありません、ご了承ください。宿泊代はできる限りリーズナブルに設定しているつもりですので、宿泊でご利用いただいて撮影していただければ幸いです。