水郷公園の朝 |
朝6時半の気温はマイナス17度でした。快晴無風で強い放射冷却のためです。今シーズン一番の寒さでしょうが、ひと昔前なら12月のうちからマイナス20度は当たり前でしたから、やはり暖冬傾向なのかも知れません。
冷えた朝にはお客さんに撮影に行くように薦めていて好評の、弟子屈市街地にある水郷公園に撮影に行ってきました。ここは天気の良い朝は、池から立ち上がる靄と光芒が素晴らしいのです。薦めてはいるのに、私自身は今季行くのは初めてですから、いい加減なものです。
今日の日の出は理論値では6時53分。鱒やから水郷公園までは車で僅か5分ほどで、到着したのは6時50分ぐらいでしたから日の出前です。実際に日が昇ってくるのは7時をまわった頃ですが、その時点ではまだ靄が少ない。町中の公園ですから背景に住宅が見えています。でも大丈夫。
日が昇るにつれて池から立ち上がる靄の量がどんどんと増えてきます。日も高くなって光芒がハッキリと出るようになります。オオハクチョウやカモ類も、明るくなるにつれて動きだし、逆光で良い場所に来てくれると写真的にはいいのですが、こちらの望むようにはなかなか動いてはくれません。
靄が最も濃くなって光芒が綺麗な今日の撮影ベストタイムは7時20分~40分前後でした。カワセミの鳴き声も聞こえていたので捜してみましたが、これは残念ながらみつかりません。
この公園の池は水源が湧き水なので、気温が下がっても簡単には凍りませんから、これから暫くの間、晴れて風の無い放射冷却で冷え込んだ朝、このような風景に必ずなります。ですから朝イチの撮影にお奨めなのです。
撮影に使ったのは二世代前のレンズです、逆光に強い今時のレンズコーティングのが欲しいかも…
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