オオハクチョウ |
屈斜路湖、和琴半島近くの飼料用トウモロコシを刈ったあとの畑に150羽を超えるオオハクチョウが降りていました。昼寝をするものもいますが、落ち穂のトウモロコシを食べながら大騒ぎです。ハクチョウって飛んでいるときの姿は美しいですが、降りて集まるとなんであんなに騒々しいんでしょう。写真を撮りながらBluetoothのヘッドセットで友人と電話で話していたのですが、あんなマイクでもハクチョウの声を拾ってしまって、煩いわねぇ、って言われてしまいました。
ハクチョウが飛来し始めると、冬の使者なんてよく新聞などで書かれますが、ハクチョウ自身はそういわれてどう思っているんでしょ? あんまり嬉しくないんじゃないですかね、シベリアの寒い冬が嫌で渡ってきているのに。
150羽ほどの群れの中に灰色の今年生まれの幼鳥が1ダースくらいしかいません。成鳥の数に比べると、ちょっと割合的に少ないようにもおもえます。この夏の繁殖地の状況が良く無かったのか、渡りの途中で力尽きてしまったのか…。
ハクチョウの群れの奥、遠くに黒っぽい鳥が10羽ほど群れているのに気づきました。望遠レンズでみてみるとヒシクイのようです。ヒシクイは雁の仲間で、雁好きの私としては、これは嬉しい。雁の仲間はハクチョウやカモのようには、何故か人には慣れず、とても警戒心が強いってのもいいですね。今日も道路からいちばん遠い畑の奥の方にかたまっていて、写真を撮るには遠すぎました。
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