屈斜路湖情報 -01 |
屈斜路湖へ行ってみたところ、岸際の水辺になにやら点々と浮いているものがあります。双眼鏡で見てみると、沖の方までかなりの密度です。浮いていたのは、なんと懐かしいエゾアシブトケバエでした、それも凄い数です。どうやら今年は久々の当たり年になるかもしれません。
今日の時点ではまだ、これに反応する魚はまったく見られませんでしたが、以前の大発生の時のようになるならば、このケバエは無視できません。阿寒湖ではこれからユスリカのシーズンが始まりますが、通常、ユスリカの釣りは早朝かイブニングです。が、エゾアシブトケバエが出ると昼間からライズがあって、そのままイブニングのユスリカに続くことが多々あります。オオユスリカは#16くらいですが、エゾアシブトケバエは#14~#16。ここ2〜3週間ぐらいの間に屈斜路湖や阿寒湖でドライの釣りを愉しむ方は、エゾアシブトケバエのフライは念のためにも用意しておいた方が良いでしょう。
もうひとつ、屈斜路湖でここ10日間ほどよく見かけるのがこの虫です。大きさは2センチぐらいでハサミムシによく似ています。陸棲昆虫だとはおもうのですが、水面にもかなりの数が浮いていて、魚も気づけば数が多いだけに、とうぜん補食対象となるとおもわれます。この虫の名前や生態がわかる方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。