自転車整備とカメラと |
春の旅の準備で自転車の調整と掃除。冬の間に東叡社で造ってもらったフロントバッグのクイックサポーターが付いたのが最大の変更点です。サポーターは現物合わせで造るので、ステムを外して東叡社に送っている間に、気になっていたハンドルバーの黒アルマイトをサンドペーパーで剥がして、最後はWenolで磨いてポリッシュにしました。これで黒い金属パーツは全てなくなって、見た目、昔風のツーリング自転車になりました。旅の道具の自転車は、もちろん実用性が第一だけれど、見た目も美しくなきゃね。でも、実はアルマイトを紙ヤスリで落とすのは凄く大変だったので、バーテープで隠れる部分は落としてないのです。
フロントバッグのクイックサポーターはクイックが欲しいのじゃなくて、バーとフロントバッグの間隔を空けて、バーの上部のフラットな部分を握れるようにするためです。より多くの乗車ポジションが選択できて、長距離走行で疲れにくくなるし、なによりバーの引きつけがし易いから苦手な登りが楽になるはず、との読みです。バーテープもサドルに合わせて英国BROOKS社の黒い革のテープにしてみました、なかなか格好良いでしょ。
春の暖かな日差しを浴びながら自転車の調整をしていたら、郵便屋さんがレターパックを持ってきました。送り主は宝塚の廣田プロカメラマンです。開けてみると、うーむ、これは嬉しいというか悩ましいプレゼントだぞ。
EOS5Dmark3の最新の厚口のカタログと、1DXとレンズ総合カタログと、スピードライト550EXの取説です。ストロボの取説は、先日のモモンガ撮影中にセットの仕方が判らなくなってSOS電話をしたためのもので、これは助かります。
問題?は5D3のカタログの方。パラパラとページをめくっていったらサンプル写真になんとオジロワシの、それも、どアップ写真が使われています、5Dでオジロワシですよ!! 初代の5Dも二代目の5D2も、画質は素晴らしいけどレスポンスがイマイチで、風景写真には良いカメラだけれど野鳥や野生動物撮影の時は使うのを躊躇うこともおおかったのです。が、このカタログでは、この高画質で野鳥も撮れますよと、こちらの心を見透かしたような写真の使い方です。「ほら、ほら、ほら」ってCanonの声が聞こえるのは気のせい? いや、買いませんよ、買えません。32万円もするカメラなんて。
一緒に送ってくれたCPSのロゴが入った水色の液晶モニタクリーニングクロス、アマチュアはこういうノベルティに弱いんだよね・・・