屈斜路湖情報 -2 |
GWからワカサギが産卵遡上をはじめています。まだ、時期的には早く、これから1ヶ月は遡上が続くと思われますが、いまのところは3年魚が多く、サイズは11~12センチくらいが多いですが希に14センチクラスもいます。ワカサギはどうやら遡上して1日で産卵を終えてしまうようで、翌日に見かけるのはまた別の群れのようです。産卵を終わったワカサギは弱って湖に流し戻されますが、これを喰いに魚たちがやってきます。
今日は北西の風がとても強かったのですが、晴れて比較的暖かかったので湖へ行ってみました。ワカサギを撮影したあと、試しにと6番ロッドにフローティングライン、流れに乗せてワカサギのフローティングミノーを流してみました。今シーズン初めて屈斜路湖にロッドを出すわけですが、キャスティングはしないし、ウェーダーも無しだし、これでフライフィッシングといえるかどうか。
湖に流れ出す筋の中で、頭や背を出す魚がけっこういますが、これはウグイのようです。ワカサギフライはどんどん流れていってフルライン以上出て見えなくなりますが何も起こりません。30分ほどで飽きてしまって、ちょうど昼時だしとロッドを置いたままで弁当にしました。今日のヒジキは旨いな、などとおもってたら、いきなりロッドがググンと引かれて湖の方へ。湖を見ていなかったので魚が出たのには気づきませんでしたが、ロッドを手にしたときにはもう魚はフライを咥えていませんでした。昼飯のあとも小一時間粘ってみましたが、その後反応無しです。アメマスかニジマスか、はたまたサクラマスだったのか。
まだ、ワカサギの遡上が始まってから期間が短いので、流されるワカサギも少なく、それを喰いに来る魚も少ないのでしょう。季節が進むにつれ、流されるワカサギも増え、それに反応するアメマスやニジマスも増えることとおもいます。昨シーズンは5月後半から6月中頃までのモンカゲロウの寸前までが、ワカサギへの反応が一番良かったですから、ワカサギのフライパターンでの釣りは今年もまだこれからといったところでしょう。