屈斜路湖情報 -02 |
昨日のイブニングに引き続き、今日は昼過ぎから屈斜路湖です。さあ、釣りをはじめるかというときに、
釧路のTさんから一緒に釣りませんかとお誘いの電話。これは嬉しい。待ち合わせて昨日のイブニングの場所へ。
風裏の静かな水面にはライズがポツポツありますが、フライを投げても反応は無し。#20以下の小さな虫に熱心なようです。それにどうやらライズのあらかたはウグイのよう。なんとか2匹は掛けましたがやはりウグイ。Tさんはニンフでウグイ爆釣状態です。そんなこんなのうちに急に風が変わって向かい風。だんだん向かい波も大きくなって、これではドライは無理です。
湖の反対側へ廻って風裏の静かな水面を探します。こちらは、先ほどの場所と違って水面に浮く虫の数は少ない。それでもウェーディングしてみると希にライズがあるのが判ります。小さな魚やウグイのライズのようですが、なかにはモワッと水面が持ち上がる大きめの魚のライズもあります。ユスリカやベージュ色の小さなカディスを食べているようです。
キャストしていきなりバシャンと出ましたが、これは20センチぐらいの小魚。しばらく間があってから、またバシャンと今度は15センチくらい。使っているのは#18の小さな黒いパラシュートですが2匹ともフッキングしません。
ままよ、とキャストし直した直後、水面に浮いたパラシュートフライに魚の大きな頭が出ます。アワセると水の中でグングンと頭を振っているのがロッドを持つ手に伝わってきます。これはウグイじゃないでしょう。
今シーズン、屈斜路湖でのドライフライ第一号は45センチほどのアメマスでした。それほど大きな魚ではないですが、なんたってドライの一匹目です。今シーズン屈斜路湖で100匹釣るか200匹釣るか判らないけれども、1匹目の悦びは大きい、さぁシーズンが始まったぞ。
今日は時間切れで、この一匹だけでしたがじゅうぶん満足でした。ドライ初日でボーズを免れたのは嬉しかったけれど、まだまだシーズンは始まったばかりで魚の岸寄りも少ないようです。明日から6月です。屈斜路湖のFF釣り師にとっては6月は年に一度の黄金の一ヶ月、さて今年の屈斜路湖はどのような6月になるのか?