弟子屈2Daysえこパスポート |
昼ご飯を食べに近くの(といっても3キロほど離れているけど)喫茶店に行こうと自転車で出かけたのですが、着いてみると駐車場は車でいっぱい。混んでいるのは嫌だなぁと、そのまま川湯駅前まで走ってしまいました。駅前の「花花」で天然酵母のパンを買って昼ご飯にしようと思ったのですが、駅前広場に2台の阿寒バスが止まっているのを見て、そうか!! この手があったか。
ほとんど知られていないのですが、弟子屈町では今年の7月から10月12日まで「弟子屈2Daysえこパスポート」という企画を行ってます。1000円で2日間有効のパスを買うと、町内の全てのバス路線と、企画に合わせた臨時バス路線2本(川湯駅前ー砂湯ー和琴ー屈斜路プリンスホテル線、川湯駅前ー摩周湖第一展望台線)、JR釧網線の摩周駅ー川湯温泉駅間、が乗り放題になるのです。レンタルサイクルも無料。手荷物は町内の宿泊宿まで配送するサービスもあります。さらに臨時の2路線のバスは自転車を積み込むことも可能。
川湯駅前から第三展望台まで自転車で登ったら、バテバテになって夕方からの仕事が辛そう。バスで登れば、あとは自転車で下るだけ。せっかくのチャンスだから、これを利用しない手はない。
弁当代わりのパンと飲み物を買って、駅でフリーパスを買って自転車をバスに積み込みます。乗客は私の他にはラテン系らしき若い男の旅人二人連れだけ。JRでの旅人、特に海外からの旅人たちには、この企画は便利で好評のようです。
バスに揺られて第三展望台に上がるのは初めてだな、などと周りの景色を見ているうちに、もう到着。天気は良いし風もなく暖かい。自転車を担いで展望台まで階段を上り、ここで雄大な景色を眺めながら昼ご飯。食事のあとは記念撮影。
ここからのダウンヒルが凄かった。第一展望台までも下りで、さらに国道243号線に出るまで、約11キロを全く足を回さずに降りてきてしまった。たぶん最高速度は時速60キロを超えていたんじゃないかと思う(速度違反だ!!) ここから「鱒や」までは、のんびりと国道裏の農道を5キロほど。往路の川湯温泉駅までと合わせて28キロほどの走行だけれど、うち11キロが下りだから、ちょっと走り足りない。「鱒や」の裏の車の来ない快適な農道をひとまわりでプラス12キロ、トータル40キロか、まあ今日はこんなものかな。
帰り着く寸前に宿の前の橋の上でトラウト・バムの山中さんから携帯に電話が入った。
昨日、教えてもらったポイントを忘れないように、今日は独りで屈斜路湖を廻っているんだけど、ここまでで48、46、43センチのニジマスと、38センチのアメマスを全てドライフライで釣ったよ。
うーん、シマッタ!! 真っ直ぐ湖に行けばよかった。昨日、良いポイントを全部教えちゃったのが失敗だったかなぁ