
先ずはアオバトです。羽根が赤褐色ですからオスですね、メスは全身緑色。森の奥の方から下手くそなオカリナの練習しているような、オーアーオーって鳴き声がアオバトです。アオバトという名前ですが、どうみてもミドリ色ですよね、アオ信号がミドリ色なのと同じです。昔の人は青と緑を区別せずに青としていましたから、こんな紛らわしい名前になってしまったという訳。
山へ出掛ければ声は良く聞くのですが、姿を見ることはなかなかありません。写真を撮ったのは初めてです、綺麗な鳥ですね。

こちらはヤマゲラのメスです。ヤマゲラは旧大陸全体に分布しますが、日本では北海道だけに生息しているミドリ色のキツツキで、本州に棲む日本の固有種アオゲラとはごく近い仲間です。アオゲラもアオ信号と同じでミドリ色ですね。
ヤマゲラは姿を見ることは希ですが、森の中で声を聴くことはよくあります。文字で表現するのが難しいのですが、かなり大きな声でキョーッ、キョキョキョキョキョと尻すぼみに声が小さくなっていく、間の抜けた笑い声のようにも聞こえます。
この巣穴は昨日、釣り仲間の佐藤豪さんが見つけたもので、今日行ってみたら私の足音でメスが顔をだしましたが、しばらく外を見廻したらまたすぐ顔を引っ込めてしまいました。どうやら抱卵中なのは間違いないようです。
茶羽根のクマゲラのように、営巣用の穴を開けるところから観察していた個体なら、人に見られていることを知っていながら穴を開け抱卵に入るわけですから、ある程度は人に対する警戒心は薄くなっているとおもわれます。人が嫌なら抱卵しないで別の巣穴を使うという選択も出来たわけですから。
が、抱卵中の巣をいきなり見つけてしまった鳥の場合はこうはいきません。人が近くに来ることなど予想せずに、そこで巣を造り抱卵しているので、このような鳥の場合は人が近づくことによってのストレスが、どのような悪影響を与えるか気をつけねばなりません。
まあ、どのみち抱卵中のキツツキは、音がすれば巣穴から顔を出して見回す程度で、よほど粘るか運が良ければ抱卵交代の様子も撮れることもありますが、被写体としてはそれほど面白くはありません。ここは遠くから双眼鏡で観察して、巣穴からヒナたちが顔を出すようになったらまた撮影することにしましょう。穴から顔を出すヤマゲラのヒナは見たことがないので今から楽しみです。
さて、独り者で通すのかとおもわれた茶羽根のクマゲラですが、一昨日、通りかかったときには(間抜けなことに望遠レンズを忘れてました)なんと穴からメスが顔を出したのです。そして、昨日と今日は茶羽根が顔を出しましたが、すぐにまた穴の奥へと引っ込みました。どうやら抱卵を始めた可能性がありそうです。クマゲラはオスもメスも抱卵しますが、茶羽根のやつ、もしかしたら嫁さんの尻に引かれて抱卵&留守番時間が長いのかもしれないな。
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